取り扱い/

ウェットスーツの取り扱い

 ウエットスーツの使用にあたっての注意事項

  • ウエットスーツは浮きますが救命具としての能力は兼ね備えていません。目的に応じた救命具を着用してください。
  • ウエットスーツは燃えます。危険ですから「焚き火」など裸火に近づけないで下さい。
  • ウエットスーツは、クロロプレン合成ゴムでできております。着用して「かぶれ」「かゆみ」等の症状を感じる場合は、着用を中止し医師の指示に従って下さい。また、着用したまま日差しの強い所に居ますと、内部温度が上昇し「皮膚障害」を生じることがあります。使用が終わりましたら、速やかに脱いでください。
  • 部位によっては、擦れたりしますので予め擦れ防止をした方が良いでしょう。
  • ウエットスーツを着用していて、「過度な絞めつけ」「過度な息苦しさ」を感じられます。個人差によっては、不快感を感じることがあります。そのような場合は着用を止めてください。(素材の性質上、通常の衣類より体に対する密着感は強くなります。)
  • 脱着衣するときは、爪を立てないで下さい。無理をすると裂けます。

 ファスナーの取り扱いについて

  • ファスナーの開閉はゆっくり行って下さい。無理に開閉しますと破損の原因になります。
  • ファスナーの開閉は最後まで確実に開閉してから脱着衣して下さい。中途半端な開閉での脱着衣はファスナー破損の原因になります。
  • セミドライに使用されている簡易防水ファスナーは急激な外圧がかかりますとファスナーが開くことがありますので、飛込みなどはしないで下さい。
  • 簡易防水ファスナー部分は折り曲げず、閉じたまま平らな状態で保管して下さい。
  • 簡易防水ファスナーは使用後は水洗いをし、砂などはきれいに洗い流してパラフィン脂などをつけておくことをお勧めします。

 保管方法と手入れ

  • ウエットスーツの使用後は清潔な水で汚れを洗い落とし、陰干ししてから暗所に保管して下さい。濡れたまま密閉した容器等には入れないで下さい。表面の染料が他の物に移ることがあります。また、高温多湿は雑菌の繁殖や劣化の原因になります。
  • 日差しの強い所に放置しますと、色落ちや劣化の原因になりますのでおやめください。
  • 太いハンガー等で吊るしてシワにならないように保管してください。
  • 衣類と一緒に保管しないで下さい。染料が衣類に移ることがあります。
  • 中性洗剤を御使用ください。塩素系の洗剤は使用しないで下さい。
  • 洗濯機、乾燥機は絶対に使用しないで下さい。

 廃棄処分について

  • 燃やすと有毒ガスを発生しますので焼却処分にはしないで下さい。